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百人一首のお話

026 小倉山

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026 小倉山

小倉山峰の紅葉葉心あらば いまひとたびのみゆき待たなむ 貞信公
おぐらやま みねのもみじば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなん (ていしんこう)
意味
小倉山の紅葉葉よ、もしお前に心があるのなら、もう一度天子様の行幸がある時まで、どうか散らないでいておくれ。
出典
拾遺集(巻17・雑秋1128)。詞書に「亭子の院の大井川に御幸ありて、行幸もありぬべき所なりと仰せ給ふに、ことのよし奏せむと申して 小一条太政大臣貞信公」。
決まり字
おぐ
解説
延長4年(926)年、10月10日宇多上皇(法皇)が大堰川(おおいがわ)に御幸された時に、その見事な景色につくづく感心されます。そしてわが子醍醐天皇にもぜひ見せてやりたいとおっしゃいました。それを受けてお供の藤原忠平が作った歌です。
作者 貞信公
貞心公 藤原忠平(880-949)平安時代中期の政治家。関白藤原基経の四男。母は人康親王の女。菅原道真を左遷においやった藤原時平の弟。兄時平、仲平とともに「三平」と称されました。
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